夏ワンフェス 来ていただいた方ありがとうございます。
温泉むすめの認知度低すぎてかなしみですが、
知らんけどかわいい!で買ってくれたり、写真撮ってもらえるのは製作者としてはとても嬉しいことです。
有馬温泉のサイダー屋のおじちゃんは「なんかアニメとかやるらしいよ?」と言ってましたが本当にやるんでしょうか…
というわけで有馬輪花ちゃんのサンプル塗装の解説です。
ガレージキット製作の参考にしてください。
今回はギリギリで塗装したので半分はその反省も。
過去の記事
・ガレキ製作解説1
・比叡ちゃん塗装
もあります。
<白背景4面写真>
<イメージ>
MikaPikazoさんのデザインがと萩poteさんのアニメデザインで色味が違いますが今回はアニメ風にしました。
ラノベのキャラ紹介ページの色味が好きなので参考にします。アナログで塗るときは印刷物の方が色は合わせやすい気がする。
どうでもいいですが、個人的に下呂ちゃんと輪花ちゃんメインのお話が読みたいので誰か薄い本書いてください。
<肌色>
ガイアのサフレスフレッシュは安定していい感じの肌色が作れるので重宝します。
肌色はクリアで薄めると微妙な調整をして塗りやすいです。
また乾燥したり照明が変わると少し色味が変わって見えるので、一旦塗った後一晩寝かせてから最後仕上げると良いです。
普通は無視できる範囲ですが、肌色だけは見る目が厳しいのかなんか後で気になってきます。
<髪の毛>
アニメ風の発色が良い髪色にしたかったので、サフレスで塗りました。
高いけどめっちゃきれいな純赤が出るプレミアムレッドを少しオレンジ寄りに振って、
それだけだと流石に鮮烈な赤すぎるので、クリアグリーンを混ぜて明度を落とします。
毛先や襟首は純色バイオレットをちょこちょこのせてシャドーに。
ハイライト部は更にオレンジよりにした赤でアクセントに。
奥まった部分とか毛束の奥深くは無理にエアブラシで塗ろうとすると周囲の塗膜がやたら厚くなるので、
スミ入れのイメージで事前に筆で色を乗せて下地の白を隠しておくとよいかもです。作例は時間なかったのでやってないですが。
<服>
配色が 赤、黒、白 とパワーのある色だらけなので、
原色ベタにするとこれじゃないになる恐れがありますので
メインの黒はグレーや赤を混ぜておきます。
赤、白のラインも思った以上に存在感を発揮するので細めで十分。
作例はちょっと太くてラインが目立ちすぎるため
なんとなくサッカーのユニフォームっぽいのが反省です。
ラインのマスキングは自分で測って切ればいいんですが
ありものを利用すると早くて楽です。
タミヤの曲面追従マステは万能で便利。
自分の中では
・原色使いたくないときの白はとりあえずのグランプリホワイト。
・原色使いたくないときの赤はとりあえずのあずき色
もうちょい鮮やかにしたいので+してモンザレッド。
モールドがある部分の赤ラインもガッツリ塗るとちょっと太いので
図のように赤は上面だけにするぐらいでちょうどいいと思います。
マスキングを剥がした後の段差が気になる際は#2000ぐらいのペーパーで撫でると良いです。
スカーフとか黄色い部分は山吹色っぽいのがよかったので適当にドイツ軍イエロー、
(っていうか手元に黄色がこれしかなかった)
ローファーは茶色と黒の混色で適当に。
艶はここだけ半艶にしてみたり。
<お顔>
公式画像とかを見ながら線を引いたり消したりしてがんばります
よく使う筆
・世界堂で買った細い筆×2
・ネイルセットに入っていた細い筆×2
模型用の筆を使ってないのは当時「画材屋とか漁ってる自分かっこいい!」という感慨にふけりたい年頃だっただけで深い意味はないです。
タミヤの面相筆でもいいと思います。
一番上の紫のなにかは ハイQパーツの フィニッシングマイスターで溶剤を付けて塗装を細かく拭き取れるので見た目のシンプルさに反して強いツールです。
ベース塗装がラッカー系なので、
アイラインや眉毛はエナメル塗料で筆塗りします。
ミスったときや調整したい時容易に拭き取れるのが最大のメリット。
アイラインがきまったら瞳の色はラッカーで塗っています。単にエナメルで色数を揃えようとするとお金がかかるからというだけ。
最後のお化粧にはタミヤのウェザリングマスターがお手軽。
人間用をそのまま流用してるわけじゃないらしい。
パステル使う時もありますが今回は使ってないです。
画像のパステルは値段見ないでレジ持ってたらめっちゃ高くて後悔したものなので、ちゃんと値段は見ましょう。
⇐ お顔の参考
<クリア>
昔は良い塩梅のつや消しを得るために試行錯誤したものですが、最近はスーパースムースクリアーとかいうチートアイテムを使えばだいたいOK
肌はスーパースムースクリアーそのままでちょっとしっとりなツヤになります
服はもう少しガッツリつや消したかったので添加剤(ラフ)を混ぜてます。
<模型製作スペースのススメ>
ここまでふりかえってみて、「なんでそんなにポンポン塗料やら道具が出てくるの。。。そんなに揃えられないよ。。。」という人もいるかと思いますが、
それが正常です。模型オタクが吹っ切れすぎてるだけです。積みキット、積み塗料、積み工具、積み参考書なんでもある!お店か!
最近流行りの模型製作スペースではだいたい各種工具、塗料がなんでも使えるので、「有馬ちゃんは作りたいけど、ガチで模型趣味に浸かりたいわけではない!」
という場合は安くすむかもしれません。上手い人に教えてもらえますし。以下行ったことがあってガレキに詳しそうなところです。
秋葉原駅電気街口 徒歩3分の高立地で各種塗料、工具、強力な換気ブース、3Dプリンターまで完備しているのに
やたら利用料金が安いです。店長の生活が心配になります。部室みたいな雰囲気。
入り口がわかりにくいのが欠点。
京都の梅子路公園前のビル内にあります。
こちらはきれいな店内でコーヒー飲みながら集中して作業ができます。
ガレージキットを作る人の来店率がやたら高い。プロ並みに塗りが上手い人やら、たまにプロがいる。
入り口がわかりにくいのが欠点。
大阪日本橋にあります。
大量の漫画、雑誌、フィギュアに埋め尽くされた空間でお休みできます。
作業もできますが、ガレキ好きのたまり場的雰囲気のほうが強いような。
ワンフェスディーラーの来店率がやたら高い。
入り口がわかりにくいのが欠点。
他全国に多数ありますのでご参考